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- 2024年11月
8年前に創業したときには、海外ブランドの輸入代理店業が100%で、その後に自社ブランドを立ち上げるなど、少しずつ時代に合わせてビジネスを変化させてきましたが、このたび、初めてとなるウェブサービス「Echoed(エコード)」を発表しました。
ずっとハードウェアを取り扱ってきて、UP by Jawboneなどアプリとセットになった製品もありましたが、自社でウェブサービスを開発するのは初めてのことです。ハードウェアにはそれなりに魅力もありますが、ソフトウェアやウェブサービスにも興味があり、何もないところからサービスを作り上げるというのはかなり面白い作業でした。反面、思った通りにいかなかったり、盛り込もうとし過ぎて時間がかかったりと、いろいろと勉強させられたことも確かです。
それでも、ウェブサービスをある一定の形には仕上げることができましたし、今回のベータ版で使っていただくことでどんどんと改良できるのはソフトウェアの強みです。ハードウェアの場合にはユーザーの要望によってどんどん改修していくということはできませんから、初めての試みながらもワクワクしています。
今回は機能の話よりも、なぜEchoedが生まれたかを書きたいので、「Echoedとは何か」についてはこの動画を見ていただければと思います。
・はじまりはいつも同じ
「Twitterをやらない理由」などと寝言を書いている人もいましたが、Twitterの勢いが怒濤の勢いで伸びていた頃、Twitter内で自社製品がどのようにツイートされているのかを知るためにキーワード検索を使っていたところ、あまりにも面倒だったことからなにか自分のために作れないかと思い始めたのが始まりでした。ここはSimplism製品の始まりと同じく、自分で使いたいものを作ってみる、というところからスタートしたのです。
アイディアとして温めていながらも、最初に具現化していったのがおおよそ7月の頭くらい、メーリングリストを立ち上げたのが7月25日になっているのを見つけました。今から考えると、寝言を書いてから割とすぐに動き出しているのは我ながら行動としては早かったな、と。ただ、初めての試みだったので今日この日を迎えるまでにおおよそ2年というものすごい長い時間がかかってしまいました。
・名前は「ひろったー」だった
「いろいろダジャレドメイン大量保有中」で書いたようなドメインでhirotter.jpというドメインを取得していて、最初はこのドメインを使うつもりでした。キーワードを拾っていくので「拾ったー」という、とりあえずのコード名としては分かりやすかったかなと思います。しかし、自社で使っていくだけならば良いですが、最終的にサービスにしていこうとしたときにもうちょい格好良い名前にしなければいけないということになり、泣く泣くこの名前を諦めたわけです。
・Echoedは反響
EchoedはEcho(反響)という英語から来ているのはおわかりだと思います。もちろん、本当の本当をいえばEchoとかEchoesという単語が欲しかったのですが、当然そんなドメインは使われているわけで反響が返ってくるという意味も込めてドメインが空いていた「Echoed」というサービス名にしました。自分たちの発信しているサービスや製品などがどのようにネットワーク上で流れているかを知りたいということから始まっていますので、最終的には名前としては満足しています。
★
いろいろ作り続けてきた中で、書きたいことはたくさんありますが、とりあえず細かいところは置いておいて、まずはベータ版を使ってみていただきたいと思います。フィードバックなどはオープンにフォーラムで承り、バグや使いにくいところは直し、必要な機能は追加していきたいと思いますので是非とも使った感想など「反響」をいただければと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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